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第56章

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不知道这一次的原稿里会不会也夹带着寄给他一直喜欢的那个人的信。

「お元気ですか。

貴女は今どこでなにをしているのでしょうか、本当は気になってじっとしてられません。けど、そのようなこと言ったら、貴女もきっと不安になるでしょうから、聞けないですね。

何を話したらいいでしょう。そうですね、今更ながら、僕と貴女が初めて出会った時の話を覚えてますか。

本当あの時は、貴女のこと少し怖かったんだ。わざわざ話さなくても、もうバレバレでしょうが。理由はあまり覚えてませんが、たぶん強そうな人だからという訳ではなく、僕の偽ってた面と、そして真実な僕がどうな人か、全部読み取れられるではないか、と言った方が近いような気がします。

貴女に対する最初の印象と言えば、仲間思いの人、それと聡い人、という所までで、より貴女に近づけた今でも変わらずそう思っています。

貴女にいつも自信を持ってほしい。なぜいえば、貴女は誰よりも、素敵な人だからなんです。

贔屓してませんよ。」

“说起来这也是那个人最后一期稿子了吧?”某前辈从他身后绕到自己座位上,心不在焉道。

“哎?最后是……什么意思?”佐藤本来就没有什么心思在校对上,听见这句话马上做出反应。

某前辈有些意外的看了看他,说:“你还不知道?好像连载太冷门持续不下去了,借着这次他是要退出这个圈子吧?”

『ずっと好きな人がいます。

僕は幸せでした、ありがとう。』

复古式的平房深处的房间里,放着一封没有封口的信。

许久没有人生活过的痕迹的室内,不知为什么有几处的灰尘积得薄一些。好像有谁曾经短时间逗留过,又迅速离去了似的。

房间里所有的生活物品看起来都可以随时被继续使用。

凭灰尘的痕迹依稀可以辨认放着白瓷茶杯的橱柜的那扇橱窗曾被打开过。

积着厚重的灰尘的室内,只有那一间房间比较干净一些。有作为防尘作用的白布堆在那房间的一角,也许是它的功劳。

信封的封口处斜压着一只钢笔,也许是为了防止信封被吹落,也许不希望里面的信纸被沾染上丝毫灰尘。

「行き成りですが、これが最後の手紙になります。

と、言っても、これまで手紙を貴女が読むことはありません。この手紙も、貴女に届くことも、決してないでしょう。なぜなら、僕はこの手紙を貴女へ出すつもりはないからです。貴女がこの手紙を読むことはない、それを重々承知の上で、僕は机に向かって、この手紙を書いています。

何故だろうか、書かなければならないような気がして。何かを書かなければ、ここに残らなければならない、とでも思った所でしょう。

これはあくまで多分ですよ、よく自分の考えをわかりません。

貴女は今、元気でしょうか。幸せに暮らしているのでしょうか。僕の手紙が届かないことは構いません。けれども、貴女が元気かどうか、それを知ることすらできないのが、悔しくて仕方がない。僕は無根拠に貴女が静かに暮らしていることを信じることができません。だから、せめて、貴女の幸福を祈ります。

今でも、僕は何度も何度も思い出すのです。貴女は、心の底から僕の幸せを望んでくれたこと。この記憶さえあれば、僕は幸せに生きていけるよ。

僕は貴女が思うような、すごい人ではありませんが、でも貴女が思う以上に、僕の一生は素晴らしいものでした。

だから、貴女と人生の最後まで縁が続かなくても構いません。貴女と出会えた、この事実は変わる事がない。だから僕は幸せなんです。これは誰にも奪われることもない、変わらない現実です。

そして、貴女も幸せでいてくれるなら、僕はどこまでも、強く生きられます。

だから、絶対、幸せに生きてください。それが僕の幸せでもあるんだから。

また貴女に出会える日を楽しみに待ってます。」

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